でも、夜明けはもうすぐだ。
愛は尊い、愛は地球を救うという世界の中で、わたしたちの愛はなにひとつ救ってくれない。
どちらかというと、それは呪いに近く、そういうしんどさを知っているわたしたちは、同じ根っこから咲いた別の花のような親しさを互いに感じている。
そんなわたしたちが身を寄せ合って、助け合って生きるのはとても自然な気がしたのだ。
汝、星のごとく / 凪良ゆう
誰かの正解は、自分の正解ではない。
他の人を羨ましく思うことがある。
誰にでもあること。
でも、自分は同じでなくていい。
どうして自分はこうなんだと絶望する。
変わらない自分が嫌になる。
でも、その時は変わるためのスタートラインに、もう立っている証しだ。
夜明け前は、いちばん寒くて暗い。
でも、夜明けはもうすぐだ。
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