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2026年5月12日 (火)

自分を一番わかっていないのは、自分かもしれない。

Akatsuki232

私たちは誰もが、物事を判断する際に縦横斜めと多角的に思考を巡らせます。
時には目を背けたい現実に直面しても、自らの能力と照らし合わせ、苦渋の決断を下さねばならない場面もあります。
誰かに期待されれば、それに応えたいと思うのが人情というものです。

50代。
「若い者には負けん」という気概。
それは大切な活力です。
しかし、体力において真っ向から競うことがもはや叶わないのも、また一つの事実です。

自分の能力を信じたいし、できないことを認めたくない。
しかし、人には必ず得手不得手があります。
大谷選手のような超一流の代わりを務めることは不可能だと明確に分かりますが、世の中にはそこまで判別が容易ではない、厄介な境界線が数多く存在します。

誰かが傷つく前に、自らの可能性をすべて否定する必要はないと思います。
ただ、自分ができる「範囲(限界)」を正しく把握することが肝要ではないでしょうか。
体力で勝てないのなら、長年培ってきた経験や知恵を活かす手段を模索する。

衰えを嘆くのではなく、今の自分に相応しい武器に持ち替えること。
それが、過信に陥らず、かつ自らを卑下もしない、大人の責任ある態度だと思うのです。
起きてしまった後では、取り返しのつかないことがありますから。

「自分のことは自分が一番わかっている」

それは確かな一面ですが、実は自分のことが一番わかっていないのも、また自分自身ではないか。
自戒を込めて、そう感じています。

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