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2025年4月

2025年4月22日 (火)

愛することへの恐れと、それでも愛を求める切実な願い。

Akatsuki219

音楽は細分化され、お店に行くとどこの棚に分類されているのか、わからなくなる事があります。
欲しいアルバムが見つけられなくて、定員さんに尋ねると、その分野だけで独立して陳列棚があったりします。
でも、その細かい分類が当該アーティストの価値を高めるような気がして、うれしくなる事があります。

今日の通勤はLed Zeppelinのベストアルバム〜りマスターズです。
朝からBabe I'm Gonna Leave Youなど、なかなかヘビーですが、それがまたいい。

そして、帰路はadeleのアルバム「30」です。
気持ちのつながりは、Led Zeppelinの「Babe I'm Gonna Leave You」と「Since I've Been Loving You」です。

「30」は発売時、約6年ぶりとなるアルバムで、その内容に表現者として尊敬すると共に、シビレました。
内容はこれまでの作品以上に、もう慟哭と言える範囲です。

人の宿命としての哀しみや、愛したい愛されたいとの思い。
過去に囚われる苦しみからの自己否定。
そして、その中から這い出す希望。

アルバムの収録曲のタイトルや歌詞から、彼女とは比べ物にならない自らの様々な思いを重ねます。

過去の出来事に対する苦悩や葛藤。
過去に囚われ自分を否定したり、後悔を募らせる。
子供への愛情と、母親としての思い。
そして、そんな自分を受容し、自己を肯定する事への変化。
きっと、いつかまた同じ思いに囚われる事があるかもしれない。
でも、自分の心に未来への希望や新たな始まりへの胎動を感じ、これからに期待する。
「解放」という言葉がしっくりくるのかもしれません。

過去の感情を手放し、新たな自分として生きていく。
そんな決意のようなものが感じられます。
誰もが同じ思いをたどり、または今その苦しみの中で、もがいている時に「それは、あなただけじゃない」とやさしく語りかけられている。
哀しみを乗り越えた人がだけが持つ、そのやさしさを感じるのだと思います。

「To Be Loved」は、アルバム「30」の中でも私は筆頭です。
ピアノ以外の楽器はなし。
それなのに、この迫力。

愛することへの恐れと、それでも愛を求める切実な願いの間の葛藤です。
愛したいし、愛されたいけれど、もう傷つきたくない。
でも、本当は…と求め続け、自分の心との折り合いの中で苦しむ。

愛されること、そして深く愛することへの恐れと憧れの間で苦しんでいます。
過去の傷ついた思いから臆病になっているけれど、それでも心の底では誰かを求め、愛し愛されたいと強く願っている。
そんな複雑で繊細な感情が、 力強い歌声とシンプルなピアノの旋律によって、奏でられます。

まるでライブ録音の様な音。
聴き終わると、大きく息をはいてしまいます。

Led Zeppelinもadeleのいずれの楽曲も愛することへの恐れと、それでも愛を求める切実な願いが共通しています。
慟哭です。

2025年4月16日 (水)

桜見て、喜んでいるその姿がいいね。

Akatsuki219

通勤時に見える桜は、葉桜になっています。

先日の事。
通りにある八重桜は、その一本が丁寧に手入れをされ、美しい姿です。
その美しさに気づいたご婦人が、様々な角度からスマホで撮影しています。

とても喜びながら。

車からその姿を見た妻が言いました。
「桜見て、喜んでいるその姿がいいね。そのしあわせそうな様子を撮影してあげたい」

我が家の台所は北側にあります。
東側には大きな窓があります。
今の家に引っ越してきた際に、その窓から見えるところに、桜の苗木を植えました。
おおよそ6年が経ちました。
毎年、美しく咲きます。

桜が好きな妻が、窓の外を見た時に桜が咲いていれば喜ぶと思い植えました。

今日の通勤のは「OASIS」のアルバム「heathenchemistry」です。
名曲揃いですが「songbird」が、今の気分にいいですね。

2025年4月15日 (火)

誰もがみんなつまづいて、擦り傷、切り傷、打ち身に捻挫。

Akatsuki219

本日の通勤は「James Taylor」 の「 Never Die Young」です。
いつもはハードに行くのですが、今日はソフトアンドメローにです。

若い頃は、正直退屈な範疇の音楽だったと思います。
子供で、その良さが理解できない…そんなところだったと思います。

アルバムタイトルを直訳すれば、「若いうちに死ぬのはダメ!」と言ったところでしょうか。
楽曲の中では、もう少しやわらかく語られます。
発売時から賛否両論あったようですが、私はこのアルバムジャケットが大好きです。

失恋をすれば、明日も見えなくなる。
仕事で失敗をすれば、もう取り戻せないと落ち込む。
目の前の出来事に、身動きすらとれなくなる。

Yes oter hearts were broken
Other dreams ran dry
But our golden ones sail on,sail,on
To another land benearh another sky

James Taylor / Never Die Young

心は傷つき、夢は潰えた
でも、私たちの黄金の心は航海を続ける、続けるんだ。
新しい空の下と、新しい大地の上で。

あやしい和訳 / ケンシロウ

傷ついた心で立ち上がり、新しい世界を見出してゆく。
新しい世界へと旅立つ勇気。
新しい世界で活躍し、未来がつらい過去を乗り越えて行く。

私はそんな物語が大好きです。

―これから、どうしようか。
気がつけば、友だちとはすっかり疎遠になり、好きな誰かがいるわけでもなく、尊敬する上司や先輩に恵まれたこともない、そんな状況になっていた。
故郷で見守ってくれている父と母には打ち明けられず、私は、いつしかひとりぼっちで人生の脇道にぽつんと佇んでいた。
―どうしようもないな…。

原田マハ / <あの絵>のまえで さざなみ

「A Piece of Your Life」という副題がついています。
なんて素敵な言葉なのだろうと思います。
そんな人々が未来へと、新しい一歩踏み出す6篇の珠玉の物語があります。

映画「ルックバック」も同じ。
だから、誰もが物語へ引き込まれる。

誰もがみんなつまづいて、擦り傷、切り傷、打ち身に捻挫。
でも、汚れをはらって、立ち上がる。
だから、この世には様々な応援歌があるんですね。

みんな、いつかの自分だから。

2025年4月 3日 (木)

回答集はない。

Akatsuki218

4月1日に新入社員として入社した社員は、今社会人としての心構えや振る舞いを中心とした研修を受講しています。
慣れない場所、慣れない人、慣れない言葉。
多くの戸惑いがあり、研修が終わればほっと一息…どっと疲れが出るが正しいかな。

学生時代との大きな違いは、問題の回答集がない事。
場面や関わる人、時間を含む周辺環境の違いで、答えは大きく変わってきます。
哲学者は普遍の真理を探す事が、一生を賭けて行う仕事ですが、ビジネスはこのサイクルでは回らないです。
日々起こる問題も同じですね。

正解がないから、終わりがない。
正解がないから、他の新しい問題が発生する。

折衝(交渉)は制限された素材や材料を見据え、最適解と思われる答えに互いがどう納得して妥結するかの道筋です。
トランプ大統領の大好物、ディール(deal)ですね。

研修内容には、PDCAもカリュキュラムにありました。
正解のない答えを探す、ひとつの方法ですね。

わかりやすい方がいい場面は多くあります。
背景に複雑な仕組みがあるほど、その複雑さを解決するためのインターフェイスは簡単になります。
便利になったね…の裏側には難しい仕組みが隠れています。

〇か✕か。
〇〇出来る人と〇〇出来ない人。
二律背反。

上司や先輩も、余裕を示しているかもしれないけれど、私を含めて悩んでいる事を伝えたいですね。
研修お疲れ様。
我々も同じだよ…とね。

今日の通勤のお供はEarth,Wind & Fire の「I Am」です。
明るくて、ゴージャスな気分になります。
このアルバムの楽曲「Boogie Wonderland」はいいですね。

この楽曲を映画「最強のふたり(原題:Intouchables)」で使用する場面があります。
名場面ですね。

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