私は便利に使っているのか、使われているのか。
電話の普及が始まった時、電話交換手という仕事があったとの事。
電話をかける、中継所がピンで接続する作業を行い、通話相手に伝え通話が始まる。
この作業があった事から、電話が普及するにつれて、交換手が足りなくなると言われていたとの事。
ところが電話交換機が登場し、この問題は解消される事となります。
社会人になった時には、もう勤務先には電話交換手はいなかった事と各部門直接のダイヤルインでした。
英文タイプの職種の方が、「以前は受付業務で代表電話から各部門への転送だったので、その交換手をしていた」と言われた事がありました。
入社したころの話は別として、大問題になると予測されていた事が、新しい技術の登場で解消される事があります。
人類はこうした問題と数限りなく向き合い、それを克服してきたのだと思います。
先日、日経産業新聞に掲載された記事。
ソフトウエア構築において、単純作業などノンコア業務を自動化してエンジニアが開発に集中できるようにする「プラットフォームエンジニアリング」が普及し始めている。
システム開発のエーピーコミュニケーションズ(APC、東京・千代田)は顧客との会議の議事録作成や情報検索を人工知能(AI)に代替させ、エンジニアが働き、システム開発する時間を短縮した。
開発の複雑さを解決する手法として注目が集まる。
APC、プラットフォームエンジニアリングを推進
2024年2月9日
AIの普及と共に、技術者の不足が続いています。
その環境から、その生産性を向上する技術開発も余念がなく、新しい技術が問題を根本から解決する事が予測されます。
電話交換手の不足に同じです。
便利になるけれど、複雑さは増します。
便利になるという事は、面倒な事を誰かが引き受けている。
ユーザーは簡素化された技術を利用しますが、その簡素化の過程に変化はない事も多いです。
肥大化して行く技術に、誰も全体像は見えず手を加える事が、難しくなって行くのでしょうか。
私は便利に使っているのか、使われているのか。
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