大阪へ転勤しておよそ2週間が経過しました。
先日、職場の上司に連れられて新地デビューしました。
…上司が行きたかったんだと思いますが、そういう事にしておきましょう。
クラブのママさんに「今日が新地デビューだからよろしくね」と上司が私を紹介しました。
しばらくして、ママさんから私にひと言。
「あなたスケベでしょ?」
「ご名答。もう正体がばれましたか?」
「あんた誰にでもやさしそうだもの。そうでしょ?」
「その通りです。世界中の女性を恋人にするまでやめません」
「やっぱり、スケベやわ」
…とまあクラブでの会話です。
よくありがちですね。
ここ数日は暑い日が続きますね。
私は自分の外見を冷静に判断して、高倉健の様に黙っていて何かを醸し出せるタイプではない事をよく知っています。
渋い…とは対極にあるタイプです。
しかし、営業ではこの親にもらった顔とその表情はとても役に立っていると思っています。
駅や空港で道を尋ねられる事もしばしばあります。
たぶん声をかけやすいのだと思います。
黙っていて理解をされるタイプではありません。
だからというわけではありませんが、話をするのが大好きです。
仕事でも基本は面談、電話、メールの優先順位となります。
大阪へ転勤してから、住まいのある地域をフラフラ歩いていて銭湯があるのを見つけました。
とても懐かしい気持ちになりました。
小学生の頃、おそらく4年生ぐらいだったと思います。
おふくろの親戚が大阪に住んでいました。
おふくろの実家がある高知に帰るまでにその親戚のところに立ち寄らせてもらいました。
私と同じ年の子供がいて、私が来るのをとても楽しみにしてくれていました。
それは全身全霊の歓迎で私を迎えてくれいるのを私は感じました。
短時間で仲良くなり、東京の学校ではこんなのが流行っているんだとか、大阪の学校ではこんなのと、話はとても盛り上がりました。
何より、銭湯へ一緒に行くのを楽しみにしてくれていて、さっさとふたりで出かけて行った事を覚えています。
どうして、こんな事を覚えているのか…。
ひとつは、本当に嬉しかった事。
誰かに歓迎されているとか、来るのを楽しみしてもらっているとか、そんな気持ちがとても嬉しかったのです。
本当に嬉しかった。
もうひとつは…。
その晩の夕食にそうめんを用意して下さっていたのです。
子供の頃、私はどうにもこのそうめんが苦手でした。
そこでつい「こんなもん食えるか」と言ったのです。
おふくろのカウンターパンチは秒速で私をとらえ、私は反省の海に沈みました。
…大阪のおばさんは気をつかって、お寿司をとってくれました。
お恥ずかしい限りです…。
東京の営業部の時は、よくレンタカーを利用しました。
とある新幹線の停車駅には線路を挟んで、両側に同系列のレンタカー会社がありました。
新幹線の改札口から出ると、近い営業所があります。
応対に関し、何一つ問題はありません。
不満に思う事はありません。
もうひとつは、新幹線改札口の反対側にあり、少し歩かねばなりません。
でも、私はこちらの営業所を利用していました。
人の好みもあると思いますが、私のこの営業所のリーダーやその雰囲気が好きだったのです。
それは何気ない会話のやりとりでした。
ここ数か月は忙しそうですねとか、雪道は気を付けてくださいねとか、そんなやり取りだったのです。
相手に興味を持つ。
自分にも興味を持ってもらいたい。
互いが、互いの事に興味を持つ。
そんな事から、お互いに理解しあえる部分が出てくると、とても嬉しいのです。
ママさんからひと言。
「大阪の女は情も深いから、あんた気をつけなさいよ」
「そんなにモテて困る事になったら、相談に来ますよ」
「あんた、本当にスケベや」
「ママさん、そんなに私わきが甘そうですかね」
「甘いわ」
「俺にスキがあったらな~どっからでもかかってこんかい!」
岡八朗さんのギャグ借用。
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