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エグモント序曲と誇り

ベートーヴェンのエグモント序曲。
ベートーヴェンが敬愛するゲーテより依頼されて書き上げた曲との事。

このエグモント序曲が宇宙戦艦ヤマト復活編に登場するエトス国のゴルイ将軍のテーマ曲として使われます。
原典のエグモントになぞらえているのかどうか、わかりませんが物語が重なります。
宇宙戦艦ヤマトの戦いを見て、ゴルイ将軍は自分達の戦いが誤りだと気づきます。
そして、かつてあった武人の誇りを取り戻します。

「やがて自らの行いが、いかに恥ずべき事であったか、彼らも知る日が来るだろう」
劇中のゴルイ将軍の言葉です。
この言葉を残し、武人としての誇りを取り戻したゴルイ将軍は戦いの中で死んでゆきます。

ゴルイ将軍の声優は、宇宙戦艦ヤマトには欠かせなかったデスラー総統の伊武雅刀さんです。
映画の中でも、物語を構成する重要なキーパーソンとの位置付けと思います。

さて、誇りとはなんでしょうか。

自らが不利になる事がわかっていながらも、自分の信念に従う事。
誇りには、そんな一面があると思います。

エグモント序曲は原典の物語になぞらえる事は勿論、ゲーテの注文で最後の勝利「勝利のメロディ」が入っています。

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