息子の就職
先日、東京駅近くの呉服橋交差点での事。
大手証券会社のビルから、とてもガッカリした様子で出てくる人を見ました。
上司に怒られたのか、商談が不調だったのか…。
若い男性でした。
また 別の日、暑くてもしっかりネクタイを締め颯爽と歩く人を見ました。
上着も着る人が少ない日ですから、とても目立ちました。
しかし、素敵ですね。
八重洲から丸の内。
東京駅近くは再開発が進み。オフィスビルもとてもきれいになりました。
こういうビルの中に事務所を構える企業も、羨望の眼差しがありますが、そこにはそこの苦労があると思います。
大学4年生の長男の就職活動は早終盤の様です。
いくつか相談はされましたが、あまり強制的な事は言いませんでした。
働くのは本人。
自分の感覚が大事です。
私も親父にグダグダ言われた覚えがありません。
息子が丸の内界隈で、働けたらイイね…なんて自分で思った事が驚きでした。
それは親の勝手な思いです。
しかし、親父になると、いいところで、いい仕事といい人に出会えるといいなと考えるものですね。
昨今は有名な企業に入っても、先々安心なんて事はありませんものね。
やっぱり人の世。
最後は人なのだと思います。
東京以外の取引先での事。
会食後にその方の行きつけのクラブに行きました。
そこにいた 別のグループです。
東京から来たと息まき、こんな田舎と大きな声でバカにしています。
なんと愚かな…。
そこに住み、そこに生き、そこが故郷の人を考えた事があるのか。
東京がどうしてそんなに偉いのか?
ママさんが心得ていて、東京はスゴイ、羨ましいと調子を合わせています。
自分の故郷をバカにされたら、どう思うのか。
様々な思いがある場所を否定されたら、どう思うのか。
だから、息子が丸の内界隈で、働けたらイイね…なんて自分で思った事が驚きでした。
きれいなビルを見上げながら、そんな事を思うんだなと…。
でもその灯りは残業の灯りなんだけれどね。
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