勝つことに執念を燃やすその姿
営業は結果をしめされる職種です。
数字に追われる事は、誰でもが望まない事ですが、数字と格闘するのが宿命です。
考え方もいろいろとあり、現在の仕事内容では大きく分けてふたつのタイプがあると思います。
積み上げで数字を考えるタイプと数字を分解し、この数字を達成するにはどうするのかと考えるタイプです。
商品Aを10個販売をするのなら、誰さんに2個、誰さんに3個と考えるタイプ。
商品Aを10個売るならば、どこで、誰にアピールすれば10個売れるかと考えるタイプ。
傾向はあると思いますが、その両方を考える方が強いと思います。
共通しているのは、最後まであきらめない事だと思います。
苦しい時は、つい出来ない理由を探しがちですが、必ず出来ると自分を奮い立たたせて取り組む事が一番のポイントだと思います。
なんとか出来ないか…と考えると、今まで気がつかなかったポイントに気づき、活路が見出せる事があります。
今般のラグビーワールドカップで、全日本と南アフリカのゲームは素晴らしかったです。
最後まで勝利にこだわり、勝つことに執念を燃やすその姿は、多くの困難な事に取り組む人に、勇気を与えたと思います。
ふふっ…でも、この事を引き合いに出して、営業部の仲間に訓示する様な事はありませんよ。
そんな野暮はしません。
ところで、私は会議や打ち合わせの中で、自分の意見が他の人と対立したり、受け入れられない、同調する人がおらずひとり…なんて事がよくありました。
そんな時に、自分を奮い立たせる時に、映画「インビクタス」でマンデラ大統領が心の支えにした詩を思い出します。
この映画、アパルトヘイトを終えた南アフリカ共和国を、マンデラ大領領が白人と黒人の融合をどう進めてゆくか…がテーマになっている映画です。
そこに南アフリカのラグビーチームが関与します。
この映画に関わる事は過去の記事にございますので、よろしかったら是非ご覧ください。
「負けざる者たち」
http://an-easy-light.cocolog-nifty.com/bloglight/2013/08/post-7e39.html
INVICTUS 負けざる者たち
ウィリアム・アーネスト・ヘンリー私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだINVICTUS - William Ernest Henley
Out of the night that covers me,
Black as the Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find, me unafraid.It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll.
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.
この詩の中の
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
この部分が大好きです。
しかし、この日本チームの勝利も映画の素材に十分耐えうると思います。
感動しました。
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