グルメ・クッキング

2022年4月19日 (火)

自らを律するには、自らの心構えに他人の目も必要。

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先日、小田原を訪問した際に昼食をしました「だるま料理店」です。
開店後30分ぐらいで伺いましたが、大行列でした。

少し入口で待っている間に、フト上を見上げました。
そこには達磨様が鎮座しておられました。

達磨様には大変失礼ですが、見つけられた事がうれしくてパチリと撮影しました。
始めてでしたが、お料理も大変美味しく頂きました。

だるま料理店 https://darumanet.com/

先日、緑内障の診断をされ、治療が始まる事から地域の中核病院へ行きました。
その病院の診療代の会計は自動精算機です。
最近、この生産方式が増えました。

自動精算機の上に、番号が表示されたら精算して下さいと案内があります。
電光掲示板に自分の番号が表示されるのを、みんな黙って待っています。

自分の親父より、まだ年上と思われる先輩が、おもむろに精算機に近づいて行くのが視界に入りました。
画面の表示と格闘しています。
しばらくして、うまく行かないので近くにいた事務員さんに声をかけます。

「ちょっと、うまく出来ない」ともう少々イライラ気味。
事務員さんが覗き込みます。
「ああ、これ上の電光掲示板にお手持ちの番号が表示されたら、お支払いが可能となるのです」
と、言ったところで大先輩は待てません。
「だから、どうすればいいんだ!」
フロアーでカンツォーネぐらい、大きな声です。

みんなの視線が注がれます。

事務員さんは恐縮しながら「ここにですね、番号が出たら…」と言っていますが、大先輩は掲示板には目もくれません。
…と、話している時に掲示板に番号が表示され、会計が実行できました。
大先輩は何事もなかった様に、正面玄関へと歩いて行きます。

緑内障の治療を始めなければならない50歳も半ばとなると、いろいろ図々しい部分が出てきます。
大先輩の様に初めて見る機械の操作方法がわからない場面では「すみません、これどうやるの?」と聞けてしまいます。

PCはMS-DOSの頃から、その仕組みに慣れ親しんだので、少しは自信があります。
でも、この世界の技術は日進月歩です。
スマホアプリの利用方法なんて、子供達にはかないません。
世の中で、そのスマホアプリが果たす役割が理解できても、操作がよくわからない事もあります。

ある規模の企業では、責任者となれば様々な事をたくさんの人が助けてくれます。
おもんばかって、いろいろ配慮してくれる事もあります。

でも、そういう立場を終われば、市井の一人です。

産まれた時に何も身に着けてはいません。
亡くなる時も、あの世へもって行けるものはありません(多分)。

恥の上書きを続ける毎日ですが、世間様が見る自分の姿を意識しておいた方がいいと考えています。
好々爺になれるかどうか、それを求めているのかどうか、自分でもよくわかりません。
それは、これからの生き方がきっと大きく影響します。

自らを律するには、自らの心構え。
そして。他人の目を意識する事は少なからず、社会の一員として大切ですね。

社会で孤立、孤独になって行くのは、そんなところにも原因があるかもしれません。
自分が自分らしく生きる。
言葉では簡単ですが、人の世のしがらみは、それを許してくれない場面があります。
なかなか難しい事と思うのです。

どこからか、視線を感じる…。
屋根から達磨さんが、見ていました。