私だって怖かったのに…。
先日、東名高速で発生した事故のニュースは衝撃的でした。
一般道の東名高速の港跨道橋から車が、高速道路上に落下。
運転手は幼い子供ふたりを現場に残し、警察への通報も無しに去ったとの事。
8歳の姉、7歳の弟が残された。
7歳の弟が泣いて怖がるのを、8歳の姉がなだめていたとの事。
お姉ちゃんの役割を果たしていた。
自分と1歳しか違わない、幼い弟のために。
本当は自分だって怖くて、泣きたく仕方がなかっただろうに。
原田マハさんの短編小説集「常設展示室」の最後の物語を思い出しました。
道 La Strada
作品を通じ、記憶と心がよみがえる物語です。
最後にこのストーリーが配置されており、最後まで猛烈な速度で読んだ事を覚えています。
作品(表現)とは、その人が、その思いが投影される、人間の表現である事を感じさせられます。
そして、そこには兄と妹の物語があります。
不幸にして事故にあったふたりの姉弟が、これから安心して暮らせる環境である事を祈ります。
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