上司は神様ではありません。
先日、中間管理職からの相談。
内容は30歳前後の社員の事。
業務中の指図を素直に聞かない。
いちいち口答えする。
怒鳴られて、背中を見て覚えろと言われた最後の世代である中間管理職には、納得のいかない存在。
危険な事が予見される環境では、問題だなと私の認識。
中間管理職は将来に禍根を残す可能性があると、重大な認識。
別の日、その中間管理職の上席にあたる人物と話す。
先日、そんな話があった事を伝える。
すると、まったく別の見解。
中間管理職が心配するような事はないとの事。
どうも30歳前後の社員が、応対する人によって態度を変えている可能性が高い。
これはこれで問題だが、この様な傾向は同じ年代では最近、特に強いらしい。
自身が管理職になった時に言われた事。
上司は部下を見極めるのに3年。
部下が上司を見極めるのは3日。
近頃は上司の見極める力は同じでも、部下の見極める力はもっと短時間になっているかもしれない。
でも、人は様々な面を持ち合わせている。
自らの利害で、話をする側面が大きく変わる事もある。
同じ星座で、同じ干支で、同じ血液型でも、皆それぞれ違う。
こういうタイプと自分だけの基準で分類し、その範囲で考える方が楽になる。
ところが、自分の分類を逸脱し、理解できる範囲を超えると、理解するより、不愉快な事が先に走る。
決めつけない方がいい事が多い。
でも、何かしらの基準が欲しくなるので、軋轢や齟齬が生じる。
例えば、相手はこの人が尊敬に値する人なのかどうかと、厳しい基準で判断する事もある。
こういう人だと思っていたら、こんな人だったという、良い意味で裏切られる結果もある。
人と人のコミュニケーションは会話だけではなく、その会話をしている時の姿勢にも多くのメッセージがある。
中間管理職と30歳前後の社員との関係は、まだしばらく良好にはならないだろう。
互いに譲り合い、認め合うのりしろは、まだない。
社会人になって、新入社員研修で講師が言った事が、その後の事もあり忘れられない。
上司は神様ではありません。
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