もう一つの光。
Linkin Parkの楽曲は、アルバム「Hybrid Theory」「Meteora」「Minutes To Midnight」に心奪われた事から始まりでした。
それも取引先の社長と音楽談義となり、Linkin Parkを紹介してもらったのです。
歳と共にクラッシック音楽を聴く機会が増えていました。
ところが、しっかりとハマってしまったのです。
「In Pieces」「The Little Things Give You Away」はハートを鷲掴みされました。
アルバムは発売され、その都度で評論家やファンからの賛否両論はありましたが、私はどれも好きです。
自らの音楽を極めて行く…そんな道(書や武道の様に)を求める姿勢が好きで、そこから生み出された楽曲やアルバムは聴き応えがありました。
このブログの記事でも、楽曲についていくつか記事を書きました。
そんな中で、どうしても、この楽曲への思いを記事にしたくて、チャレンジしました。
自分がひとりぼっちだ…と思うのは、誰もいない夜明け前の海にいるよりも、たくさんの人がいる場面の事が多い気がします。
なんとなく、今そこにいる仲間や人々の会話に入れないとか、ついて行けないとか。
周りにはたくさん人がいるのに、誰も自分の存在に気づいていない、気にしていないとか。
あの人の周りには、いつもたくさんの人がいるのに、どうして自分はいつもひとりなんだろうと考える時とか。
どうせ、自分の哀しも、苦しみも、孤独もわかってくれない。
そう思う時…。
Who cares if one more light goes out
In the sky of a million stars
It flickers, flickers
Who cares when someone's time runs out
If a moment is all we are
Or quicker, quicker
Who cares if one more light goes outWell I do
もうひとつの灯りが消えたところで誰が気にするものか
空には百万も星があって
チカチカ瞬いているんだから
誰かの時間が尽きたって、誰も気にしないさ
俺たちが刹那な存在でしかないなら
いや、もっと早い、もっと短い
もうひとつ灯りが消えたって気にするやつはいるかあぁ、俺がそうだよ
Linkin park / One More Light
出典アルバム「One More Light」より対訳 染谷和美
たくさんの人がいる中で、こんなちっぽけで、孤独な自分が消えたって、誰も気にする人などいない。
自分の存在なんて、そんなものだ…。
誰が、自分の存在を気にするか!
そう思う日が誰にでもあるだろう。
そんな時、そばにいて「俺は気にするぜ」
そう言ってもらえたら、どれだけ気持ちが和らぐだろう。
*文章中は敬称略としております。
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