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2024年5月 8日 (水)

アスペルガーの二男は今、厳しい局面にあります。 vol.6「心に去来するものは何?」

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栃木市の中心部から、少し離れた場所にある出流山満願寺。
鍋山の石灰工業各社とその迫力ある採掘場の山々の間を抜けた先に、その古刹はあります。

二男に、千の手で人の苦しみや哀しみを救う千手観音菩薩がご本尊。
ひとつの区切りを迎える二男と参ろうとしました。

GW前半最後の日です。
午後2時過ぎで、訪れる人も多くはありませんでした。
満願寺を囲む森から、様々な美しい鳥の鳴き声が聞こえます。

妻と二男と私です。
本堂を詣でます。

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本堂脇には、奥之院までの道案内があります。
本堂から奥之院へは、片道約1.3㎞の道のり。
険しい参拝道が続きます。

行きます。

二男を先頭に、私、妻と歩き始めました。
伐採木と雨で流れたと思われる石と、平でない歩きにくい道が続きます。
少しヒンヤリした空気と森に住む生き物の声が聞こえてきます。
滝行をする「大悲の滝」に到着しました。

Akatsuki206

妻はここで待っているとの事。
二男と二人、続く険しい山道を奥之院目指して進みます。

黙って黙々と登る二男の心にはどういう思いが去来していたのか。

大学卒業後に就職した会社を約1年で辞める
成果が示せない仕事もあった。
上司や先輩、応援してくれる人がいた。
自分の能力は低く、戦力外通告と烙印を押されたのかもしれない。
次の見通しは、まだ立っていない。

奥之院へは、大悲の滝から石段を登ること百余段で奥之院の拝殿に入ります。
この拝殿が鍾乳洞の入口になっており、中に鍾乳石で自然に出来た十一面観世音菩薩の後ろ姿のご尊像が拝されています。

出流山満願寺ホームページより引用。

二男とふたり、声もなく見つめます。
やがて、「大悲の滝」で休憩して復活した妻が、奥之院へ来ました。

奥之院の十一面観世音は子授け、子育ての観音として信仰されています。

出流山満願寺ホームページより引用。

これからの二男の行く末を祈り、手を合わせました。
何より、3人で奥之院へ行けた事が、よかった気がします。
妻は「導かれたか…」と言っていました。

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