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2024年4月10日 (水)

アスペルガーの二男は今、厳しい局面にあります。vol.2「あいつ、辞めると言わないかな」

Akatsuki203

システムエンジニアとして、本人は入社しています。
その後、それが役に立つと信じて、いくつか関連する資格を取得しています。
残念ながら、今はそれを活かせていません。

最近は出社しても、関連する仕事は出来ていません。
毎晩、本人とは連絡をとっています(私は単身赴任で遠い別宅におります)。
昨日に行った業務を聞きました。

処理をしなければならない書類のシュレッダー。
全社で利用するPCのデーター消去。
新入社員向けビデオの閲覧。

仕事を与える方も、仕事を作る事が難しい状況だと思います。
本人はやれる事をやるしかない…と半分自分を納得させる事で、どうにか取り組んでいる様です。

業務は終わっても、直属の上司が離席していると挨拶が出来ないので帰宅出来ません。
そこまで信用されていないのだと、私は暗澹たる気持ちになります。

昨日は所属部の隣の席の部長から、「その感情的な態度がいけないんじゃないか」と指摘を受けたとの事。
本人は所属している直属の上司が怖いので、硬直している姿勢が隣の部の部長には、そう映る様です。
その上長の前では恐怖が勝り、硬直するのです。
また「仕事中に居眠りしたんだって?」と、その部長さんが知るはずのない事実を問われたとの事。
「居眠りなんかしていません」と身の潔白を毅然と返答します。
全社で問題児として、様々な場面で話題になっているのでしょう。

実はこの居眠り、派遣先ではありました。
それは本人も認めています。
社会人として、仕事中にあるまじき行為と反省し、眠くなる生活習慣を改めています。
この事をうっかりする事が無いように、しばらく本人は、仕事前に滋養強壮剤(〇〇ブル)を飲んでいました。
しかし、本社へ戻されてからはありません。

ところが、本社で資格の勉強をデスクで取り組んでいた際、下を向いていたので居眠りをしていると指摘されました。
本人は、はっきりと、その場で「していません」と否定しています。
そういうフィルターで見られる事が中心になっています。

同期入社で、派遣先から戻り、現在近くに座っている人がいます。
その人は、次の派遣先に向けて、勉強をしているとの事。
その人のとの比較で、本人は自分が置かれている立場を認識します。

同期入社の彼は、入社時から親切にしてくれているそうです。
「もう、続かないかもしれない」と、ため息交じり彼の前で話すことがありました。
その時、その彼は「絶対いけない」と言われ、励まされたそうです。

ここ数日は、考課を確認する面談が続いているとの事。
面談予定者が本社へ来て、順次面談を行います。
同じ同期入社の社員が派遣先から来た際の上長の対応、声のかけ方が違う事を本人も気づいています。

他の人は、予定の時間になると声を掛けられる。
自分は声をかけられない。
言われるのは嫌なので、本人は時間になったら面談予定の部屋へ行きます。

これもアスペルガー症候群の特徴的な部分でもありますが、上手に経過を説明する事が出来ません。
時間軸を体系立てる事が苦手です。
いつでも、今のなのです。
これまでの事、今の事、これからの事。
上手に体系だった話が構成出来ません。
相手が何の意図をもって、そういう話をされたのか、抽象的な事象ほど理解出来ない状況が続きます。

そこで本人はメモを取る許可を求めます。
すると、話に集中して欲しいので、ダメだと言われます。
そんな中でも、本人は大事だと思った事はメモを取ります。
「忘れてしまうといけないので、メモをしました」と、弁明しても通じません。

本人には、これまでの派遣先での反省を踏まえ、もう一度チャレンジしたい事を伝える様にアドバイスしています。

着地点の見えない話が始まります。
話が続きます。
上長はおそらく、どこに話を落としてよいのかわからない。
見えていないと思います。
わかっていながら思っている事は、ひとつだけ。

こいつ、辞めると言わないかな。

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