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2024年4月 4日 (木)

相手の話が終わるまで、我慢できますか?

Akatsuki203

誰でもが、自分の心に土足で踏み込まれば不愉快です。
誰かを傷つける事も嫌だけど、傷つけられる事は嫌です。

人によって差のある事ではありますが、自らの心を守る障壁があります。
壁が高い人。
壁が低い人。
城壁の様な人。
壁の前に例えば堀があって、守りが鉄壁で、容易に壁が越えられない人。
例えれば、様々です。

言葉を変えて、心の壁を考える基準とした場合。
私もそうですが、フィルターがあります。
こういう発言をする人は、こういう傾向かな…。
この態度の人は、こんな反応がかえってくる…。
過去の経験から、こんな話をするのかな…。
仮説があって、検証があって、判断がある。
なんだか、ビジネス本みたいですが、そんな理解のパターンがあります。

ところが、互いに分かり合う事をゴールに、様々な作業をすると思い違いの事が多々あります。
でも、男女の事なら、デートを重ねる事に相手の新しい魅力に気づくなんて、たのしい部分もあります。
しかし、こうだとおもっていたのに…という予測と反する事は、気持ちが良くない事の方が多い気がします。

誰でもが、自分の心に土足で踏み込まれば不愉快です。
誰かを傷つける事も嫌だけど、傷つけられる事も嫌です。

不安を解消する側面でも、予測と見込みは必要です。
でも、予測が悪い方で、やっぱりね…と思うのは残念です。
そんな感じではないと思っていたのに…と思うのが良い方向でも、本当にそうだろうかと不安の種は残ります。

自分を守る事は本能でもあるので、誰もが否定できない事です。

亡くなったアントニオ猪木さんは政治家だった時に、他の政治家が会う事が出来ない人と会談をしていました。
そんな時のエピソードを聴いた事があります。

先ず、徹底的に相手の言い分を聞くのだそうです。
それが2時間でも、3時間でも、1日でも。
それが終わってから、初めて自らの話を始めるとの事です。

ディベートとか、会議とか、商談とか、言われた事に負けない様に、即座に反論します。
短い時間だとなおさらに、自分の主張を通す、強烈なメッセージ発信をします。
それに対し同じ気持ちなら、その攻勢に対し応酬したくなるのが気持ちです。
前述通り、誰でもが防衛本能があるので、言い訳であろうと、何であろうと、言われるがままでは…と思ってしまいます。

アントニオ猪木さんが相手の話を、先ず否定も肯定せずに聞く。
相手側は話を聞いてくれたという事実で、受け入れの階段を上り始めます。
聞いてくれた。
この評価が相手に対して、安心と評価、受け入れのスタートです。
お前の伝えたい事、言いたい事は何かと、相手が言えばスタートラインはゴールに近いところにあります。

相手を否定せずに言い分を聞く事は、関係が変わっている事の証です。
「相手を信じる」「決めつけない」「話を聞く」と相手に感じてもらえれるならば、会話はスムーズですよね。
アントニオ猪木さんの姿勢は、この要素が強いのだと思います。

自分を守る壁がないと自分の居場所を失い、不本意で辛い思いをする。
ウィルスも勿論、弱っている心の隙間に入り込むウィルスにも、どうしても警戒してしまいます。
自分のアイデンティティがある場所へ、ズカズカと入り込まれるのは嫌ですよね。

「怒らないから何でも言って」は自分の経験から、信用してはいけないと思っています。
実現は難しいですが、「相手と相互の信用」が確立されている。
自分だけの尺度で、物事を「決めつけない」「相手の話を先ず聞く」が、心を守る障壁を低くする要素ですね。

男女の関係、親子の関係、会議に商談。
内容は違っても、人と人が合意形成をする事です。
繰り返して来た道です。
しかし、これほど難しい事はないです。

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