新作のプレッシャー。
マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」は、世界的な大ヒットであった事は言うまでもありません。
中学生だった私も、飽きるほどよく聴きました。
その頃の友達と、必然的に次の作品の話になります。
次はどんな作品が発表されるのか。
しばらくして発売が決まり、大騒ぎ。
当時新しい音楽の音源はFM放送でしたが、それだけで連日大フィーバー。
まだ、音源がないのに、期待が増大して行きます。
発表されたアルバム「BAD」は、やっぱり聴きごたえあり。
夢中でした。
しかし、様々な媒体で、様々な評価。
これは好き嫌いも入る事ですし、やむを得ない事。
特に好き嫌いがどこかに入っている話は、感情的な問題を含み熱くなります。
中学生なんて、そんなもの。
良い悪いを超えて、感情的な論争です。
ふと、いちファンとして、マイケル・ジャクソンの事を考えました。
大ヒットしたアルバム「スリラー」を超える作品を作り出すのは、大変だっただろなと思いました。
そのプレッシャー。
いい意味で期待を裏切るとか、ファンが求めているもの、自分が伝えたいもの。
その葛藤は少なからず、あっただろうなと思いを巡らせました。
また、お金が集まるところには、様々な思惑の人が集まってきます。
その事も、マイケル・ジャクソン本人を悩ませた事が、その後の生涯からわかる気がします。
中学生の自分も、今の自分も想像を超えています。
きっと。
やっぱり後日談で、11曲入りのアルバム「BAD」をリリースするのに、作った楽曲は300曲以上だったとの事。
それだけで、どれだけ苦労しただろうと考えます。
その未発表曲の中には、Run-D.M.C.とのコラボ楽曲もあったとの事。
それだけでも、聴いてみたくなります。
仕事でも様々な事を期待されます。
いつも、わくわくする施策や話を示せる事は、ありません。
仕事は地味な作業の繰り返しと積み重ねです。
示した方針に沿って事業を進め、新しい発見や気づきを共有し、どう高めて行くか。
マイケル・ジャクソンとは比較にならないプレッシャーに、日々悶絶しています。
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