« 心と「ことばが劈(ひら)かれるとき」。 | トップページ | 夏休みは長いのか、短いのか。 »

2023年9月 5日 (火)

子供に謝りたい事。

Akatsuki189

不思議な夢を見た。

長男が近くにいる。
本人はこれまで坊主にした事はなかったが、夢の長男は坊主だった。
今は28歳の息子が、4歳前後の姿だっただろうか。

ケンシロウ君じゃないか。
今まで、呼んだ事がない呼び方で、私を呼んだ。
抱っこした感覚がある。
記憶を呼び覚ます、そんな感覚。

長男は20歳の時、肺の病気である「気胸」になった事があった。
入院して加療は長期となり、一度退院出来たが、再度の入院となった。
根治には手術が良いと勧められた。

本人は手術時の人工呼吸器が嫌で、手術はしたくなかった。
しかし、根治には手術が必要との事を、本人もわかっていた。

根治には手術が必要なら、私が「避けられないだろ」と言うと、本人は考えていた。
嫌だったと思う。

以前に小椋佳さんの話を読んだ記憶があった。
小椋佳さんは優秀な銀行マンであり、自分の子供にも部下に接する様にしていた事があったらしい。

部下と子供は違う。

子供は追い詰められる。
それまで、様々な経験を素地に話を聞く部下と、いろんな事が初めての経験である子供は違う。
小椋佳さんも、そうして子供を追い詰めた事があったらしい。

そして子供は、疑いなく親を信用する。

私がそう言うと考えていた息子に、申し訳ない気持ちになった。
とても可哀そうになった。
大学を卒業し就職する時に障害にならないかと考えた。
根治に手術が必要なら、今我慢した方がよいのではないかと考えた。

そこに、本人の気持ちはなかったのだ。
そんな事を、言えない様にしていたのだ。

そこから、私は何も言わなくなった。
自力で治す道を選択し、退院する事が出来た。
8年経過した今も再発はしていない。

不思議な夢と共に、そんな気持ちがよみがえった。

« 心と「ことばが劈(ひら)かれるとき」。 | トップページ | 夏休みは長いのか、短いのか。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

育児」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 心と「ことばが劈(ひら)かれるとき」。 | トップページ | 夏休みは長いのか、短いのか。 »