大人も、みんな昔は子供だったのにね。
メンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番を、先日久々に聴きました。
二男が20歳になる時、それまでの歩みをフォトストーリーとして作成しました。
第2楽章から利用し、幼稚園の入園から小学校の卒業までに使用しました。
私は特に第3楽章、明るくて華やかなところが大好きです。
二男はミレニアムベイビーなので、産まれた時からデジタルの記録があります。
作成をする際に、写真を選び、何度もこのピアノ協奏曲を聴きながら作業しました。
そんな事もあり、聴くだけで写真が頭に浮かんできます。
やっぱり、かわいい。
二男はアスペルガー症候群です。
学生生活も苦労した事が多かったと思います。
妻にメンデルスゾーンの楽曲とリンクする事を話しました。
すると、言葉が遅かった事もあり、私が積み木の色を覚えさせる事から始めたり、計算カードを一緒に遊びの中でやっていた事を話してくれました。
そんな事、すっかり忘れていました。
そんな二男も、今年の4月から社会人となりました。
これからも、いろいろと苦労をする事と思います。
二男が大学に入学した時の事です。
義務教育の時の通級の先生から、同じ通級に通う生徒や児童の保護者向けに、その道筋を講演して欲しいと妻に依頼がありました。
原稿は私が書きました。
「いろんな事、よく覚えているね」と妻がいいました。
そうです。
過去のブログの記事に、二男はよく登場するからです。
記録があります。
しかし、これは…と言われた内容があります。
その部分は、父親である私からのメッセージとして読んでいい、という事で披露される事になりました。
子供は生まれる前に、あの両親のところへ行けばきっと自分は、しあわせになれると選んで生まれてきます。
だから、大切にいつくしんで育てたい。
ここならしあわせになれる…生まれる前にそう思った気持ちに、私は答えてやりたいと思っています。
児童虐待は後を絶ちません。
私の同僚のひとりは、子宝に恵まれませんでした。
虐待の悲惨なニュースを聞くたびに彼は「俺にくれればいいのに…」とつぶやいていました。
里親のドキュメント番組を観ていた時の事です。
幼い子がお母さん(里親)のお手伝いをしています。
その子がいいました。
「ぼくは、ここでしあわせになりたいんだ」
しあわせなんて言葉が、幼い子供から出る。
その子の記憶にある少し前は、積極的にお手伝いをしなければならなかった環境だったのでしょう。
その事を思うと、せつなくなります。
大人もみんな、昔は子供だったのにね。
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