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2022年9月23日 (金)

赤ん坊の初めての笑いが妖精だから。

Akatsuki137

お母さん、突然娘をビンタしました。
娘は年の頃、中学1年生ぐらいだと思います。
驚愕の表情を浮かべ、ビンタされた左ほほを手でおさえています。

時間は19時半頃。
行き交う人も少なくない時間です。
駅に直結するショッピングモールです。
中央にエスカレーターがあり、そのエスカレーターが吹き抜けで、上層階へとつながります。

下りのエスカレーターの私には、入口でのその様子が見えたのです。
「大事なものをなくすと、こういう事になるの」とお母さんはひと言。
のぼりのスカレーターに無言でのり、その後を娘がついて行きます。

自宅のある山へ帰るバスを待っている時です。
曇りの夜空を見ながら、ある映画の事が心に浮かびました。

赤ん坊が生まれた初めて笑うと
笑いが砕け散って
ぴょんぴょん飛んで妖精になるんだ

赤ん坊の初めての笑いが妖精だから
どの子にも妖精が1人いるべきだ

妖精なんて信じないと子供が言うたびに
どこかで妖精が死んじゃうんだ

ジョニー・デップが主演した映画「ネバーランド(原題:Finding Neverland)」の台詞です。
とても切ない物語ですが、この映画の中のシーンでとても好きな場面があります。

孤児院の子供たちが観劇(ピーターパン)に来るシーンです。
当時、観劇は大人の文化として描かれたおり、子供が席に着くことを大人が訝しげに見ています。
芝居が始まると、その内容に大人が眉をしかめます。

ところが、やがて大人もその世界に魅了されてゆきます。
そして、たまらないのは、その子供たちの活き活きとした表情です。

ビンタしたお母さんに、妖精が戻ってきますように。

映画「ネバーランド(原題:Finding Neverland)」
https://filmarks.com/movies/20524

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