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2020年12月 1日 (火)

そこで私、そのまま星空のバラードを熱唱。

幼い頃、自分を勇気づけたりするのに歌った歌がありました。
その多くはウルトラマンシリーズぼ主題歌でした。

雷が怖かった時。
どこかで、ウルトラマンエースがその雷を発生させている怪獣と闘っている。
そんな事を想像しながら、応援する気持ちと怖い気持ちをごまかす為に歌っていました。

台風の荒れ狂う音で夜中に目を覚ました時。
ウルトラセブンが侵略してきた宇宙人と闘っている。
この台風が過ぎた時、地球は平和に戻り台風は去っている。
応援しながら、心で歌いました。

ウルトラマンレオはそれまでのウルトラシリーズと少し異なります。
これまでのウルトラ兄弟とは出身の星が違うと思いました。
何とか星人に故郷の星を破壊され、地球へやって来るのです。

年齢からウルトラマンのシリーズを観たのはウルトラマンレオが最後です。
その時、初代のウルトラマンからウルトラマンレオまでの主題歌が入ったソノシートを買ってもらっていました。
旬はウルトラマンレオなので、ウルトラマンレオに関する曲は2曲入っていました。

主題歌以外のその1曲が、星空のバラードです。

窓をあけ星空を 見つめてみても
帰るふるさとはもう見えない

星空のバラード

なんと、まだ歌詞が自分の中によみがえります。
切ない望郷ソングです。
最近は例えばヴァイオリンソナタを聴いて、え~っと、これ誰のソナタでしょうか…と考える事が多くなったのに。
メロディは記憶にあるのに、作曲者が思い出せません。

あの幼い頃も、故郷を失ったウルトラマンレオの寂寥感はなんとなく、子供ながらに伝わっていたのだと思います。
物語が進み、ウルトラマンレオの兄弟、アストラが生きていると知った時、とても興奮した覚えがあります。
ウルトラマンレオはひとりぼっちではなかったと。

そんな頃の事。
家で癇癪を起し「家出する💥もう出て行くと💢」と家を飛び出した事があります。
おそらく小学校に入学する少し前だと思います。

飛び出したところで、行くところはなく、近所の公園に行きました。
夕刻、滑り台の上に立ち、故郷を失ったウルトラマンレオと気持ちがシンクロしたのです。
空には一番星が輝きだす頃でしょう。

そこで私、そのまま星空のバラードを熱唱。

歌が終わると滑り台の下にお袋がいて、「暗くなったし、ご飯だから帰って来なさい」と言われました。
大急ぎで滑り台を滑り降り、すごすごとお袋に続きます。
「お兄ちゃん、おかえり」
私のアストラは当時まだ4歳だったと思います。

今でも親戚が集まると、「滑り台の上で大声で熱唱していた」とネタにされます。

その滑り台はしばらくありました。
今は新しい滑り台と交換されています。
高さが少し低くなり、強化プラスチックの素材に変わりました。
落下防止を目的とした様々な装飾が施されています。

ここでは、歌えないな。

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