誰かを愛した…その時の自分の心だけは決して忘れちゃいけないわね
誰かを好きになった…その時の気持ち
という記事を書いてから、これは何にインスピレーションを得て書いたのだろうと…ふと考えました。
思い出しました。
この言葉に近い台詞で印象に残っているのは、多感な高校生の頃に見た映画「天国にいちばん近い島」です。
そういえば、11月28日は原田知世さんの誕生日。
何故知っているのかって…それはファンだったから
。
自分の誕生日と1ヶ月違いというだけで、なんだか喜んでいました。
この映画、原田知世さんが演じる主人公は少し引っ込み思案のおとなしい女の子。
そんな主人公とイケテナイ高校時代の自分を重ねていたのかもしれません。
まあ、映画の内容は原田知世さんのファンでなければ、なかなか厳しいかなと思うところがあります。
当時、同時上映だった薬師丸ひろ子さんの「Wの悲劇」は完成度が高すぎて、比較するのはヤメテね…って感じでした。
しかし「天国にいちばん近い島」に出演している乙羽信子さんの演技は秀逸であり、それ故にとても印象に残っているのです。
乙羽信子さんの役柄は、太平洋戦争で夫を亡くした未亡人役でした。
映画では南太平洋の夫が戦死した海へ、献花に行くシーンです。
その海域で「お国の貴金属供出にも出さなかった」指輪を「あなたにもらったものだから、あなたに返します。私だったと思って下さい」と海に投げます。
そこで、同乗している女性が問いかけます。
教えて下さい。 39年も経って、それでも忘れないっていうのはなんなんですか?それはこんなお婆さんが言うと恥ずかしいんですが、愛ですわ。
それとも自分自身の誇りかしら。
誰かを好きになった。
その事への人間としての誇りね。
うまく言えないけれど、愛ってそういうもんじゃないかしら。
誰かを愛した。
その時の自分の心だけは決して忘れちゃいけないわね。
愛って結局は自分のための物語ね。映画「天国にいちばん近い島」より
当時、私はこのシーンで涙が止まりませんでした。
誰かを愛するという事の崇高さ、愛し、愛される事が、人の誇りとして、人が生き続ける理由になる事に感動しました。
愛される事も、愛し続ける事ができる事も羨ましく、素晴らしいと思いました。
高校生に何がわかる…というところですが、本当に私は感動したのです。
周りに泣いている人がいるかどうかは、確認もしませんでしたが…。
多分…いないですよね。
TUTAYAのカード更新の連絡があり、そんな事を思い出したので「天国にいちばん近い島」のDVDをついでにレンタルしてきてしまいました。
さて…。
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