グルメ・クッキング

2012年2月29日 (水)

世界一の朝食を食べるなら、今日がチャンスだ!!

深夜、家路を急いでいる時の事。
おまわりさんに車を止められて、免許証の提示を求められました。
福岡から東京へ転勤で戻って来て間もない頃です。
車が福岡ナンバーだった事からか「どちらへ行かれるのですか?」と訊かれました。
時間が時間でしたからね。

「家へ帰るんです」と返答しました。
もう更新してあった免許証の住所を見て、納得した様子でした。
車内を覗き込んで、私以外の妻や子供が眠っているのを見た後、「ありがとうございました。お気をつけて」と小さな声でおまわりさん。
みんながスヤスヤと眠る中、私が運転をして家路へ向かう事に、なんだか誇りを感じる様な…。
おまわりさんが、小声で配慮してくれた事に、ちょっとそんな思いを抱いたのかもしれません。

2月25日土曜日。
目が覚めると聞こえる雨の音。
(あ~天気予報どおりだな)
まだ布団の中で、まどろみながら考えていました。
金曜日までの出張は結構ハードスケジュールで、自分にしてはめずらしく疲れを感じていました。

午前1時過ぎの就寝でしたが、なぜか午前5時頃に目が覚めてしまいました。
加齢のせいなのか…?
でも、呑気なもので(今日の朝食は何かなぁ?)なんて考えていました。
(朝食…朝食ねぇ…)
(朝食と言えば、世界一の朝食とかいう、billsレストランが鎌倉の七里ガ浜にあったなぁ…)
(今日もこんな天気だけれど、朝から行列なのかなぁ…)
(でも、今日は雨の降りが激しいし、冷たい風も吹いているから、少ないんだろうなぁ…)

今日はチャンスだ
行列に並ばずに、待たないで食べられる…かも

…との単純な結論に至った私は、妻を、高校生の長男を、小学生の二男を起こし始めました。
まあ、みんなにはいい迷惑。
長男は週明けからの定期テストの勉強で、さっき就寝したばっかりだった模様。
「はいはい、みんな店まで車の中で寝ていていいから」と私だけがテンションが上がっています。
私の愛車「大和」は(命名の事はこちらの記事で【愛車の名前は大和】)多少の風雨など、ものともせず進みます。
長男と二男は夢の延長戦で爆睡中です。
長男もbillsレストランでなければ、来なかっただろうな…んふふ。

お店に到着したのは、8時開店のおよそ20分前。
(ほらほら、やっぱり誰もいない)
駐車場も車両は他に1台しかありません。
(やっぱり、当たりだね)

P1010119_2

いいえ、それでもやっぱりいました。
私の前にカップルが2組。

風雨は激しくなります。
入り口の階段を134号線側から吹く海風が、容赦なく吹き上がります。
さ、さむいっ…。
列に並ぶのは私だけで、他のみんなは連絡あるまで車で待機です。
しかし、こんな天候でも、行列は次第に長くなってゆきます。

待っている場所からは、江ノ島が見えます。
このロケーションなら、富士山も見えるでしょう。
天気が良ければね。

さて、開店。
4人が座れる窓際の席へと案内してもらいました。
気がつくと、店はあっという間に満席です。
有名なパンケーキ「リコッタパンケーキ /フレッシュバナナ、ハニーコームバター」は勿論注文する事として、
①ポテトとフェタのフリッター /自家製グラブラックス、ディルマスタード
②フルオージーブレックファスト /トースト、ガーリックマッシュルーム、ベーコン、ローストトマト、チポラータ
をオーダーしました。
リコッタパンケーキは2人前オーダーして、みんなでシェアする事にしました。

天気は悪くても、店から見える海に二男は大満足。
「あ~っ、晴れていればあのテラス席がよかったな~」
「ねぇ、おとうさん。今度は晴れているときに来ようよ」と食事する前からリクエストです。

他に、私と妻はカプチーノ、長男はカフェ・ラテ、二男はパイナップル・キウイフルーツ・ミントのスムージーを。
この二男オーダーのこれが、飲み味が本当にいい。
コーヒーはブラック、日本茶は渋すぎるぐらいが好きな私は、こういうタイプの飲み物は1年に1回飲むかどうかです。
でも、これなら毎朝飲んでもいい。
おいしい

1

パンケーキは半生タイプみたいなやわらかさで、それだけでもgoodなのだけれど、パンケーキの上に恥ずかしそうに、溶けながら鎮座ましましているハニーコームバターがまた、おいしい。
これにシロップをかけるのだけれども、これがまたいい。
パンケーキとハニーコームバターとシロップと周りのお砂糖と、留めにバナナがいい。
どれもがなんともいい。
どれも欠かせない存在です。
どう、食べたくなったでしょ?

さて、他の二品はこのペースで書くと長くなるので、是非お試し頂く事として、割愛します。
やっぱりおいしい。
必ずパンケーキと他の二品から、お好きな方をチョイスして下さい。
出来れば両方を。
これを1日の始まりに食べれば、その日は全開です。

写真は息子が友人に自慢するために、iphoneで撮影しました。
最初に誰に連絡するの…なんて、野暮な事は訊きません。

早起きしてお腹がいっぱいになれば、やっぱり眠くなる。
しばらくして、私以外はみんなお休みモードです。
子供の頃、海水浴に江ノ島へ出かけて、江ノ島が近づいてくるとワクワクしました。
あの頃、国道467号線は両側が殆ど空き地で、その空き地が増え始めると見覚えがあって、海までもう少しだなんて気持ちが昂ぶっていました。

1日海で遊んで、帰りの車ではすっかり
家に着いたら起こしてもらって、眠い目をこすりながら家の中へ。
妹は起きているのだけれど、歩きたくないし、抱っこしてもらいたいから、眠ったふりをしていたり…。

そんな道を私が大人になって運転している。
車には眠っている家族がいる。
食事は勿論おいしかった。
でも、いちばんのご馳走は「ねぇ、おとうさん。今度は晴れているときに来ようよ」と言ってくれた事。

ところで…料金はご覚悟を。
駐車場代を含むと、1万円札でおつりがチャリン~です。
二男よ、また来るのは応相談だ。

bills http://bills-jp.net/

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2011年10月10日 (月)

ランチで昔懐かし

東京は最近、すっかり秋の気配です。

その日、妻と丸の内のOAZOへ行く事としました。
大きな書店の丸善があって、見ているだけでも楽しいんだ…なんて話をしていると好奇心が旺盛な子供ふたりも一緒に行きたいとの事。
それじゃ、前に話したインドの人が経営するインド料理店でおいしいカレーを食べてと大まかな予定が決まり出発しました。

OAZOの丸善でカテゴリーや趣旨で陳列された書籍は、それ全部を買って読みたくなる程ソソラレます。
当日は車で行っていたので、持ち運びに心配な事はありません。
でも、自身の部屋にまだ読まずに積み上げている本を思い出し、自制しました。

さて、カレー屋さんというか、タンドゥール料理店です。
正確に伺った事はないのですが、働いている人も皆日本人ではないのです。
インド人かパキスタン人か、人種のるつぼな地域ですか、訊いてもわからないかも…という事で料理を楽しめれば良しです。

ビジネス街にあるのですが、休日も営業しています。
休日が静かでゆっくり、食事ができるのでお勧めです。
お昼のなでナンとターメリックライスの両方に、2種類のカレーを選びます。

一緒にフォーをオーダーするとピッタリだと案内しました。
「フォー?」と皆が不思議そうな顔をしています。
「そうだよ、フォーだよ」

いいえ、違います。
ラッシーです。
フォーはベトナム料理で有名な米で作った麺でした。

店に入って一通りオーダーした後、店員さんが近づいて来ました。
「時々ランチできてくれるヨネ?キョウはカゾクと一緒なの?」
…やっぱり俺って色男だから記憶に残るんだなと思いました。

先日、テレビ東京の「出没アドマチック天国」で神田須田町を特集していました。
何かの機会と思い、散歩する事としました。
須田町は今の勤務先が日本橋に移転する前に事務所のあったところです。
妻とはそこで出逢ったので、界隈の飲食店はよく行きました。

004

神田神保町の古書店街から歩き出して、御茶ノ水のスキー・スノボーショップを抜けて須田町へ。
ウロウロしながら、寄り道しながら、最後は庄之助最中で、栗まんじゅうやらいろいろ買って帰路に着きました。
妻はごま大福が売り切れで残念がっていました。

001

庄之助最中の近くに屋号はサカエヤと書いてありますが、ミルクホールという名の飲食店があります。
本当に昔ながらのお店で、ラーメンとおいなりさんとか、ラーメンとおにぎりとか、ラーメンとカレーとか、その組み合わせがおいしいのです。
湯気の立ち上るラーメン…こんな表現がピッタリなんです。
あ~おなかが空きます
あいにくその日は営業をしていませんでしたが、営業していたら食べちゃったかな…。

前段が本文になってしまいました。

レストラン ナワブ-インド料理・カレーのレストラン
http://www.nawab.co.jp/
庄之助最中
http://www.syounosuke.net/
栄屋ミルクホール
http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13011267/

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2010年11月 4日 (木)

食べすぎの調整は…やっぱり出来ない。

夜鳴きラーメン。
飲み歩いた後に、ちょっと食べたくなる。
なぜなのか、とてもおいしく感じるのです。

しかし、弱メタボ種にとって、これは大敵です。
最近は仲間や後輩と一緒の時でも、毅然と断ります。
本当は…「いいじゃん、明日の朝食で調整すればいいんだよ」という悪魔の誘惑。
「ダメダメ!昼間に食べるより蓄積するって、知っているでしょ」と諭す天使。
「ウワーッ」と誘惑から逃れるように走って去りたい気分になります。

取引先と一緒にいる時は、なかなか無視して「さいなら、ウワーッ」と帰るわけには行きません。
そこで、勤務先の事務所近くの時は「うどん」を食べます。
「古奈屋(http://www.konaya.ne.jp/)」さんのカレーうどんです。
このタイミングでお客様をご案内すると、まず間違いなく満足頂けます。

カレー本来の味は失わず、でもクリーミーで、バター風味の様なマイルドな味。
それでいて、ピリッとしたカレーの辛味もあって、しっかり汗もでます。
うどんもカレーうどんにありがちな煮込みすぎのグダグダではなく、調度いい歯ごたえです。
うどんを食べた後に入れて食べる、小さなご飯。
これがまた、おいしいっー。
寄せ鍋の最後に入れるて作る、雑炊みたいなものです。
毎度、ドンブリの底にある「ありがとう」の文字がしっかり見えるまで頂きます。

11月3日の休日。
妻にも一度食べてみようと話をしていた事を、朝食時に思い出しました。
そこで、「お昼には古奈屋さんのカレーうどんを食べに行こう」と話し、早速支度を始めました。
長男は予定があり、妻と二男と出かけました。
勤務先事務所の近くにある日本橋のコレド日本橋店へ。
駐車場の確保が大変なでの、大和(私の愛車)はお休みです。
通勤コースに同じく、電車で行きました。

私の前評判よろしく、妻も満足してくれました。
普段から声の大きい二男は「おいしい」と店内に響かせてくれました。
親父の面目躍如です。

食事の後、同じフロアーの「皆美(http://www.minami-g.co.jp/)」を指差して「ここもおいしい」と話すと「次はそこがいいわね」と奥様のひと言。
社用でなければ高いんですよ奥様。
ご存知ですか?

コレド日本橋内のショップを少しフラフラした後、二男が浅草へ行きたいと言い出しました。
銀座線の駅はすぐ近くで、浅草は終点です。
日本橋を神田方面へ、新しくオープンしたコレド室町を右手に見ながら、中央通りを歩いて三越前駅から乗車しました。
途中、山本山や新潟県や島根県のアンテナショップを過ぎ、コレド室町の賑わいに目を丸くしながら。
二男はコレド室町の端にある地下鉄の入り口に、秘密基地への入り口みたいだとの感想。
小学生だね。

浅草に到着し地上へ上がると、とてつもない混雑。
なんだと思ったら、今日は「第22回東京時代祭」との事。
その行列時代絵巻のスタートした時間だったのです。

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立ち止まって少しその行列を見物していると、二男は早く仲見世に行こうと催促。
少々見物してから、仲見世へと向かいました。
二男はこの時に野望を明らかにしました。

先日、社会科見学でこの仲見世に来たのです。
その時、お小遣いは決まっていて、家族に買って帰るお土産が優先で自分の好きなものを買う事が出来なかったのです。
外国人観光客に混じって、雷門の提灯に前で写真を撮ってこれが合図でした。

P1010114

まずは、人形焼にひっかかりました。
「今さっき昼食食べたけど、もうお腹すいたの?」
「うん」
元気いいね。
若いっていいね。
入り口すぐ近くの店でしたので「帰りにも通るから後で、お兄ちゃんにお土産も兼ねて買おう」と諭します。

次。
きびだんご。
きなこいっぱいの串にさしたお餅です。
これゲット。
口からきなこの粉をグレートカブキの「毒きり」よろしく、パフパフさせて満面の笑みで食べています。
気がついたら妻は冷やし抹茶を買っています。
ひと口貰ったら、甘い~っ。

次。
おせんべい。
なんの事はない。
店の前でいい匂いをさせて焼いているから誘われるのです。
最近は観光地ならば大抵のところにあります。
これゲット。
バリバリ食べながら、力士をかたどった不恰好なキーホルダーに笑っています。
こりゃ、食べながら店に近づいてはいけない。
迷惑、迷惑。

次。
アイスもなか。
これは私も好きなので、付き合いました。
妻はお腹いっぱいとの事。
味は何するかと上のメニューを指差したら、ショーケースを見て決めると二男。
おまえ、まだ食べる気満々だな。
私はマロンに二男はチョコクッキー。

やっと浅草寺でお参りです。

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帰路は歩きやすいので、仲見世の横道を歩きます。
それも目的あってです。
「梅園」さんで粟ぜんざいをお兄ちゃんのお土産も兼ねて購入。
会計をしながら、お店の人が一言。
「これ、明日までに食べて下さいね」
(えーっ、そりゃ無理だろ。そんじゃこんなにいらねぇよ…)とは会計しながら、いまさら言えません。

「人形焼お土産に買った?」と二男。
はいはい買いました。
おまえ、まだ食べれるのか?

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スタート地点まで戻ると、出初式の格好をした一団を目撃。
それを追って、雷門通りを国際通り方面へ。
出初式の技に拍手喝采してから、銀座線の田原町駅から乗車する事にして徒歩で向かいました。

渋谷方面の入口から入るのに、交差点で信号待ちです。
するととある看板が見えました。
パンのペリカンです(http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003662/)。

以前、妻がお取り寄せで買っていたパン。
「お店がわかりにくいところにありますって言っていたけれど、あそこにあったのね」
まだ…食べるんですか?
「パン買ってあるんだよね。これで買って帰ると春のパン祭りになっちゃうわね」と奥様。

お店に向かって歩いてゆくと…残念。
今日は売り切れましたとの張り紙で、閉店ガラガラ状態です。
シャッターが閉まっています。
(よかったよね…)

目的を達成し、お腹がいっぱいで満足した二男がひとこと。
「タクシーで帰りたい」
「てめぇ、何様だ。浅草橋駅まで歩いてJRで帰るか」と私が言いいました。
「私は嫌だ」と奥様。
田原町駅から銀座線を使って帰路に着きました。

おいしくて、たのしい休日だったね。
今日の朝食もしっかり、おいしくいただきました。

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2010年7月 1日 (木)

峠の力餅・喜ぶ顔がパワー

森の中から香ってくる香りがあります。
夏や秋の朝の早い時間…。
雨が降った後の午後…。
日が暮れる前…。

この事を感じる事が出来る日は、とても贅沢な日だと思います。

昨日は仕事が予定より早く終わりました。
その日の最後の仕事場は軽井沢。
これは久しぶりに、あの店に行こうと決めました。
それは旧軽銀座を抜け、峠へ向かった山道を登った先にあります。

森を抜け、うらやましい別荘と車がようやく1台通れる道を行きます。
車のメインビームとフォグランプの点灯をオートに設定しておきましたが、まもなく点灯をしました。
やばい…。
仕事が終わるのは早い時間でしたが、終わった時間は既に16時を過ぎています。
その店、なにせ休みは不定休で、営業時間も9時から始まるのは決まっていますが、終わりは店主次第。
アクセルを踏む力も次第に増して行きます。
その日はレンタカーでプリウスを借りていました。
まるで峠道を攻めている様な走りになります。
レシプロエンジンが回りっぱなしで、ちっともエコでない、地球に、環境に、ちっともやさしくないプリウスです。

遠くからお店が営業している灯りを確認すると、迷いなく駐車場に車を滑り込ませました。
車を降り、暖簾をくぐる前に店主のおばあさんと鉢合わせしました。
「食べてく?」
「お土産で持って帰りたいんだ」
「ん…じゃ今、○○の皮(聞いたけど何かわからず)始末してくるから、ちょっと待ってて」

そのお店は「みすゞや」さんです。
℡0267-42-6440
長野県北佐久郡軽井沢町峠町20

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とってもおいしい、ここの力餅の大ファンなんです。
ひとつが、本当にひとくちサイズのおいしい力餅は「ごま」「きな粉」「あんこ」「おろし」「くるみ」の5種類です。

「○○さぁ~ん(お嫁さんの名前と思われ)!!お客さん、お土産だよ」
「はぁ~い」と返事があり、声に反応する様に、2歳ぐらいの可愛い女の子がお出迎えしてくれました。

この日は「ごま」「くるみ」「あんこ」をチョイスしました。
各6個づつ、合計18個です。
これで1,000円しないんです。
内容は価格を軽く凌駕しています。

出来上がるまでに、近所を散歩してくると告げて付近を散歩しました。
ここは長野県と群馬県の県境でもあります。
熊野神社があります。
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そろそろかな…と思い店にもどりました。
「出来てますよ」と声をかけてもらいました。
一昨日までの雨もやんでおり、森からとてもいい香りがしてきます。
建物の木の香りと相まって、たまらない贅沢です。

「はい、なるべく今日食べてね」
「どうもありがとう」
「ところで、お客さん初めてじゃないでしょ」
「ええ、軽井沢のお土産は数あれど、ここの力餅がいちばん喜んでもらえるんだ」
「そうですか、それはありがとうございます」
「じゃ、いただいて行きます」
小さな可愛い看板娘が「バイバイ」と挨拶してくれました。

これ、私は殆ど食べません。
と、言うか食べれません。
お土産に買って帰ると、私はが遅い夕食をする横で、妻と子供が食べてしまいます。
なのにどうして買って帰ろうと思うのだろう…と考えます。

空を飛ぶ鳥を見て思います。
鳥の種類の中には、メスの気を引くために妙な踊りを踊ったり、歌声の様な鳴き声で一生懸命に頑張る種類がいます。
つがいになれば、卵を温めるメスに、生まれた雛に、今度は必死に餌を運びます。
なんだか、オスの悲哀を思いながら、自分もオスなんだよな…と思います。
あんまり変わらないのか…なんて。

でも、違うんです。
今日、おいしいお土産があって、皆が喜ぶと思うと帰り道もウキウキしてしまうのです。
おいしいとか、うれしいとか、そんなところを見ると自分がとても嬉しくなるのです。
妻や子供がおいしいとか、うれしいとか、そんなところを見るのが、自分の楽しみであり、よろこびなのです。
「みすゞや」の女将さんに訊かれてもいないのに「ええ、軽井沢のお土産は数あれど、ここの力餅がいちばん喜んでもらえるんだ」と自分で答えるのですから
いちばん喜んでいるのは私か…忙しい人だね。

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2010年2月12日 (金)

イタリア料理の道具は海の底に

昨日までホテルに缶詰の仕事が続き、遅くに事務所へ戻って少し仕事をして帰宅しました。
事務所を出る頃にはホテルから戻った時の霧雨は、いつしかしっかりと降る雨になっていました。
持っていた傘は折りたたみ傘で、開くと帰りの電車で荷物が一つ増える事を嫌って、地下鉄の入口まで強行突破でした。

電車の窓に映った自分の姿は、雨でケープのキープ力が落ちてしまった髪形で、少し疲れても見える様な気がしました。
顎に手を当てると、髭も少し伸びています。
すっかりおじさんだなぁ…なんて実感させられてしまいます。

そんなので、今日は少し寝坊しました。
妻も子供もみんな眠っています。
ピンポ〜ン。
眠りを破ったのは宅急便屋さんでした。
これが合図みたいに、皆が起きてきました。

届いた荷物はそんなに大きくない箱でした。
「これ何?」
「ドレッシング」
「何か特別なの?」
「前に生春巻きを惣菜で買ったら、付いてきたドレッシングで、美味しかったから注文したの」
「ふ〜ん」
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崔さんのお店

さて、今日は特別な予定があるわけでもないし、昨日からの雨もあるので、予てからやろうと思っていた料理をしようという事にしました。
妻はクックパッドで仕入れた新しい料理と届いたドレッシングを使う生春巻き。
私は日本経済新聞の毎週土曜日版に掲載される料理。

遅い朝食を済ませ、少し仕事をした後に昼食となりました。
夜は少し料理の量が増えるから、昼食は軽めにしようといいながら、食材を買いに行くついでに、長男のリクエストに応えてケンタッキー・フライドチキン。
しっかりお腹いっぱいです。
どこかが軽めだよ…。

料理はこんな料理です。

豆腐のとろろ焼き

①豆腐は一丁を半分に切り、ざるに5分くらいのせて水切りをします。
②ナガイモをすりおろし、めんつゆを加えて混ぜます。
③耐熱の器に豆腐を入れ、塩、こしょう少々をふります。上にナガイモをかけ、180度のオーブンで8〜10分焼きます。
④焼きあがったら、けずりかつおと、小口切りにした万能ネギを散らします。

この作業をこなすのも、かなり一生懸命です。

山芋の皮むきをし、すりおろしているとふと思い出した事があります。
私の親父が末っ子なので関係はありませんが、私の叔父にあたる本家は家業が呉服屋でした。
先代の時に廃業をし、別の事業を始めています。
まだ幼稚園に入る前ではないかと思います。
いくつか店舗があって、祖母がいる店舗へ行った記憶がかすかに残っています。
想像するに末っ子の長男で、しばらくぶりの小さな子供なので、大変可愛がってもらっていたのだと思います。

お店の奥に、お店の人やみんなが食事をする場所があったのです。
そこで食事をするのがとても楽しみだったと思うのです。
たくさんの人がいて、にぎやかなところで食事をする。
それがとても楽しかったのだと思います。
おふくろに聞けば、そこで山芋をかけたご飯を食べ、その後で口の周りがかゆいかゆいと大騒ぎをしていたそうです。

ふたりで料理をしながら、妻との会話も弾みます。
オーブンの順番を待って、料理を仕上げました。

生春巻きとこのドレッシングぴったりです。

上手に写真は撮れません。
Photo_5
少し豆腐の水切りが足りなかったかなぁ…と思いながらもおいしく頂きました。
出汁に使用する「めんつゆ」がいい味を出してくれます。
さっぱりしていて、おいしい。
息子ふたりには、半分脅迫しながら「おいしいだろ?」と聞きます。
二男ははっきり「まずい…」と評価してくれました。
これは子供の好む味ではないもんね。

長男から「おとうさん、この前イタリア料理に挑戦するって言っていたけど、あれはどうしたの?」と痛いところを突いてきます。
「あ〜あれ?おとうさんが注文した料理用の道具を積んだ船が地中海を出る前に沈んだんだ」
おいしい夕食でした。

料理は何を食べるかも大事ですが、誰と食べるかも大事な事ですよね。
小さなランプ

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2009年12月19日 (土)

そのサービスが動機なんです。

平日、明るい時間の普通電車に乗るのは久しぶりです。
品川から横須賀へ向かう京急は、乗車している人も少なく立っていると窓の両側の景色が流れてゆくのがわかります。
なんだか、とても明るいなぁと感じたのです。
まぶしいぐらいです。

横須賀から三浦半島での仕事を終えた帰り道。
少しまわり道をして帰る事としました。
レンタカーの返却までにはもう少し時間があります。

平日夕刻、海岸線沿いの国道は車もスムーズに流れています。
134号線沿いを江ノ島方面に向かって走ります。
秋谷公園から長者ケ崎へと左側に広がる海。
もうわずかな明るさを残す姿のない夕陽。

葉山の御用邸前から、旧道へ入ります。
マリーナ方面へ向かいます。

その日は金曜日で、明日からの休みに少し気分も緩んでいます。
「たまには美味しいものでも買ってかえろう…」とひとりごと。

立ち寄ったのは LA MAREE DE CHAYA 葉山 です。
学生時代によく行ったのでその時の記憶を頼りに、すっかり暗くなった道を行きます。
あった、あった、ありました。

重い木の扉を開けると、左手に大きなショーウィンドウがあります。
ああ~なんだか懐かしいなぁ。
たくさん並んだ美味しそうなケーキからいくつかを選びました。
包装をしてもらっている間に、もう少し車に乗るので、トイレを借りておこう思いました。

「すみません、お手洗いを拝借できますか?」と私が訊きます。
「こちらにご用意してございます」との返答。

これ、これなのよ。
サラリーマンには利用頻度が高い店によくある「いらっしゃいませ~。何名様ですか、禁煙ですか、喫煙ですか?」とは明らかに異なる返答。
学生時代から、がんばってこの葉山から逗子のお店に行ったのは、このサービスに感動したからでした。

もう15年程行ってない店で、前を通るたびに悔しい思いをしながら、通り過ぎる店があります。
秋谷公園のそばにあるマーローです。
ここへ自分ひとりで、気になる女性をエスコートする事を目的に普通免許を取ったといっても過言ではありません。
最近は駐車場も満車で、警備員がいるぐらいだから、相当な繁盛なんだと思います。
チャンドラーの小説に出てくるフィリップ・マローからとった店名との事。

ここに6ヶ国語を自由に操れる方がいらっしゃって、コースの料理が終わるとウィットに富んだお話をしてくださりました。
これが、コース料理のいちばん最後の最高のメニューでした。
あの方はまだお元気でしょうか。

確か…誕生日の特別プランがあって何度か利用しました。
ポラロイドでふたりの誕生日記念写真を撮るのです。
ああ、思い出したくない思い出が甦るので止しましょう。

他に音羽の森が好きで、よく利用させてもらいました。
最近は本年の2月に親父の誕生日会をしようと兄弟で思い立ち利用しました。
文句のないサービスで、素敵な時間を過ごす事ができました。

音羽の森は長男が赤ん坊の時に、三浦市に住む妻の友人のところへ遊びに行った時に利用したのです。
少しお茶でもしようと寄り「小さな子供がいるけれどいいですか?」と聞いたところ、嫌な顔をひとつせず、満面の笑みで「どうぞ」と応じてくれたのです。
感激です。
残念ながレストランの利用はあるのですが、宿泊した事はありません。

さて、キリがなくなるのでまた次の機会に。
買っていったケーキを妻が見て、LA MAREE DE CHAYA 葉山のケーキだとわかりました。
次は鴫立亭のケーキをリクエストされました。
奥様…私は仕事で行っております。

強くなければ生きてはいけない、優しくなければ生きていく資格がない。 Raymond Chandler「プレイバック」よりフィリップ・マーローの台詞

ご紹介店のウェブサイト
LA MAREE DE CHAYA 葉山
マーロウ 葉山
音羽の森
鴫立亭

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2009年10月 5日 (月)

おいしいオクラ

我が家のプランター菜園の夏野菜も最近の気温では元気がなく、そろそろ終わりかなぁと感じています。
しかし、オクラはまだまだ元気です。
今年初めてオクラを作ったのですが、なかなかの出来と自負しています。
美味しく楽しんでいます。

美味しい恵みを頂いたのは、こんな方法でした。

まずは、豆腐と一緒に。
実家の裏庭のミョウガとこのオクラを和えて、冷奴の上にのせていただく。
子供の頃はミョウガなんて、味噌汁に入っているだけで、箸で横に寄せていました。
今はこの食べ方でも絶妙な風味を出してくれ、欠かせない存在ですね。

これは定番ですが、納豆に混ぜて食べる。
茨城県の稲敷市で採れた今年の新米を取引先の方から頂戴しました。
その炊きたての新米にのせて、オクラ納豆をガツガツ食べる。
他におかずは必要ありません。

これまた定番ですが、イカと和えて食べる。
イカオクラ。
イカとオクラを和えているだけで、期待に胸が躍ります。
これも炊きたてのご飯にのせて、ガツガツ食べる。

また、冷奴は山形のだしとオクラで食べるのも、とってもGOODですね。
山形のだしはダウンタウンDXで放送されてから、スーパーマルエツの店頭からも消えましたね。
あれだけでも勿論、美味しくてご飯のおかずになりますもんね。
これもご飯がすすみます。

よく噛まずに飲み込む様にたべるので、消化は悪いし量は食べるし、ダイエットには大敵ですね。
でも、家計のダイエットには最適ですよ…きっと。

本当は最初にするべき事なんでしょうが、本日は素材そのものを味わいました。
少し茹でてもらい、鰹節をかけて、マヨネーズを少々。
これに気持ちお醤油をかけます。
まあ、これだけ調味料を使えば、素材の味もへったくれもありませんが…でも、美味い!!

今年はオクラとピーマンを作りました。
ピーマンは我が家の奥様も便利でお役に立つと好評です。
現在、コンニャクイモが1年目で大きな葉を茂らしています。
3年後はコンニャクイモから、コンニャク作りに挑戦できるでしょうか。

現在の日々のスケジュールからは、畑を借りるて栽培するのは困難。
誰かにご馳走できるようになったら、それは楽しいだろうなぁ。
しかし、これには大きな難関があります。
私、料理しないんです。
Photo

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2009年9月12日 (土)

おいしい!! 栃尾の油揚げ

子供の頃に嫌いだった食べ物が近頃はおいしいと感じる。
食の嗜好の変化は、年をとったなぁ…と感じる材料の一つでもあります。
良い言い方をすれば、大人になったと言う事でしょうか。

切り干し大根なんて、その代表格で、子供の頃は小皿に分けられて、しっかり自分の分が分けられており、食べ終わるまで食卓にありました。
しかし、いつの頃からか居酒屋さんとかでお通しとして出てくると、味わって美味しいなんて感じています。

さて、今夏にもそんな美味しい食べ物を出会いました。
子供の頃なら、夕食にだされたら「え~っ」と文句を言う食品でした。
油揚げです。

新潟県の栃尾(現長岡市)の油揚げは有名で、今年の夏に出かけた際に購入して帰りました。
近くで昼食となり、道の駅にあるレストランに行きました。
さすが、ご当地だけあって「油揚げ定食」なんてのがありました。
あまりそそられるも事もなく、子供も大好き定番の「カレーライス」を食べました。
「油揚げ定食」は人様が召し上がっているのを盗み見して、ふ~んあんな感じなんだ…なんて思っていました。
油揚げを買った事すら忘れており、ある日に夕食に登場しました。

油揚げがでかい…。

これが、最初の印象です。
その日は「赤こがね」という油揚げとニシンの煮つけのセットです。

おいしい…。
えっ!こりゃウマイ
ん~お箸がススム君だぞ。

油揚げのジューシーもいいのですが、このニシンの煮付けがまた美味しい。
また、油揚げとのコンビネーションがバッチリなんです。

そして別の日には「白こがね」。
これはニシンとの煮付けではないのですが、「赤こがね」同様に油揚げによく味がしみ込んだ一品。
油揚げってこんなに美味しいものだったかと感激。

「次に出かける機会があったら購入しよう」とつぶやくと妻が一言。
「ネット通販もあったよ」

お店で購入した際に、お店の外観がいいなぁと思ったのでパチリと1枚。
写真がありました。
090814

お店の紹介とネット通販のサイトは以下です。
http://www.nscs.co.jp/mamesen/
〒940-0205 
新潟県長岡市栄町2-8-26 
(有)豆撰

おいしいよ。

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2009年9月10日 (木)

高原のおいしいパン屋さん

ワーカーホリックは嫌ですねぇ…。
日曜日にも新聞を読んだり、読みかけのビジネス雑誌を手に取ると、仕事の事ばかり考えてしまいます。
フト、読み物から目を話した時に妻が一言。

「はぁ~っ、おいしいソフトクリーム食べたい…」

この一言に触発され「よし、今から食べに行こう」と私が後先考えず言いました。
時間は午前10時。
今日は長男の部活動もない。
早速、皆で支度をして、車に飛び乗りまして、さて…どこへ行こう。
休日は高速道路は1,000円。
現在の車の燃料から計算すると片道200㌔、現場でタンク半分給油で往復400㌔と判断しました。

中央高速に乗り、長野方面へ。
長坂で高速を降り、清里方面へ。
お昼は時間がもったいないので、コンビニでおにぎりやらパンを買って食べながら移動しました。

清泉寮のソフトクリーム。
いつもは子供のを一口だけ頂くのですが、本日はそれが目的だったので、私も一つ食べました。
今日は天気もいい。
でも少し霞があって、富士山は残念ながら見えませんでした。
ワーカーホリックにはこれぐらいの決断でないと気分が変わりません。

目的を達成してからは、少し他の欲が出てきます。
長男はどこかへ泊まって、明日の朝早く帰ろうと言い出しました。
明日は皆、会社に学校。
それに朝早く運転するのは誰よ。
おまけに本日の思いつき行動では予算オーバーよ。
却下!
次男は温泉に入りたいといいましたが、大慌てで出てきたので、その準備はしていない事から却下。

おいしいパンを買いに行こうという事になりました。
清里から小淵沢を通って、富士見町へ。
高原のドライブだけでもいい気持ち。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」が気持ちをとっても軽やかにします。
ルームミラーでチラッと後部座席を見ると、長男はipodで他の音楽を聴きながら、難しい顔をして外を見ています。
次男はDSに夢中。
おい、君達この名曲聴きなさいよ。

パン屋はいつものお気に入りの店です。
毎年、夏は蓼科へ出かけていましたが、本年は長男の部活動が忙しく出かけていませんでした。
出かけるときは、ここでパンを買い込んで、ハムやブルーベリーのジャム、チーズとか思い思いの具で食べます。
パンがおいしいので、それだけでも満足。
おまけに料理の手間が省けて、奥様も満足。

ここのパン本当にどれもおいしいんです(お店のURLは文末にあります)。
まずはお店の立地、建物と雰囲気がとてもいい。
ここへ買いに来るだけで、楽しい休日が始まる…という気分になります。
そして味が良いので、ついつい食べ切れないぐらいあれも、これもとなってしまいます。
明日の朝食用のパンを買い、先日無理な仕事をお願いした後輩へのお土産を買って帰路につきました。

帰りは渋滞の名所である小仏トンネルから渋滞のお知らせ。
渋滞箇所前に一般道へ降り、山間部を抜けて東京方面へ。
途中の生産物直売所でこれまたおいしいピオーネをたんまり買いました。
これまた、1,000円でたいした量。
高速にブドウに1,000円、1000円って香港の街頭販売みたいですが、1,000円で満足できるなんて素晴らしい。

日も暮れて、帰り道きれいな星空が見えるかと期待しましたが、曇天でまったく見えません。
先は漆黒の闇。
私も、少し疲れたかなと疲労感を感じ始めました。。
いつしか子供達はお腹も満たされ、居眠り中。
目が覚めたら「お腹が空いた、ご飯まだ?」っておまえら…。

翌日は起床がいつもより少し遅くなりました。
朝食を食べる時間はなく、帰りは残業ですっかり遅くなりました。
台所でうろうろしていると妻が「何探しているの?」
「昨日買ってきた、Pan.pan.panのパン残っていないの?」
「ああ、子供がみんな食べちゃった」
「え~っ」
次男がいつ覚えたのかラプソディー・イン・ブルーのメロディを鼻歌で歌っています。
てめぇら…。

おいしい長野県富士町のパン屋さんはここです。
一部商品のネット販売もしていますよ。
http://panpapan.hp.infoseek.co.jp/

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2009年6月25日 (木)

旬をいただく贅沢

先日、友人のとこに子供が産まれ、お祝い方々お邪魔しました。
次男が今年9歳になるので、赤ちゃんを見るのは久しぶり。
やっぱりかわいいねぇ。

さて、昼食を頂きましたが、そこで何よりご馳走がありました。
友人は横浜市に住んでいるのですが、奥さんが近くに畑を借りており、そこで採れた野菜の料理です。
その日はナスの料理。
煮込んだナスで、しっかり素材と出汁のいい味。
横浜で、自分が作った野菜でのおもてなしするなんて素晴らしいと思いませんか。
大変おいしく頂きました。

現在の住まいは賃貸なので、勝手に庭を掘り返す事が出来きません。
そこでつつましく、プランターで少し野菜も作っています。

先般、最初の収穫。
オクラが採れました。
きざんで納豆と食べました。
おいしい~。

妻には「夕食は食べますか」と訊かれるのではなく、「夕食が必要なのはいつですか」と訊かれます。
ショウガナイヨネ
先日、確実に今日は帰宅できるとわかっている日がありました。
そこで、夕食に出てきたのは同じプランター野菜ですが、我が家で作ったピーマンを使った料理でした。
我が家のピーマンとエリンギとナスをオリーブオイルで炒めて、塩とコショウで味を調えてあります。
シンプルですが、素材の味が生きていて、これもおいしい~。
奥様、ありがとうございます。

旬の野菜を頂けるなんて、最高の贅沢ですね。
ちなみに野菜を管理するのは私です。

次にオクラを収穫したら、イカと一緒に…イカオクラ。
ピーマンを収穫したら、ちりめんと一緒に炒めて…
週末が楽しみ。

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