« 仕事の愚痴は誰に聞かせますか? | トップページ | 雲路の果て »

STRAIGHT TO THE TOP

渡辺貞夫さんの「ORANGE EXPRESS」というアルバムが発売されたのは1981年の事。
当時は中学生で、最初の購入したのはLP盤でした。
このレコードをカセットテープに録音し、当時発売して間もない「カセットサイズ」のウオークマンで聞きながら、仲間3人と自転車で泊りがけの旅行に出かけました。
宿泊先の民宿のおばあさんが、大変よくしてくれた事を覚えています。
そういえばよく中学1年生3人で出かけたのに、民宿の予約もよくできたもんだなぁ。

ところで、この「カセットサイズ」のウオークマンのCM曲がグリーグのピアノ協奏曲イ短調作品16でした。
付属品でこの曲の第一楽章の途中までのサンプルカセットが付属で、この楽曲をFMのエアチェックで探した覚えがあります。
脱線しました。

その時、この自転車をこぎながら「ORANGE EXPRESS」の「STRAIGHT TO THE TOP」が最高でした。
この曲はデイブ・グルーシンの曲ですが、楽曲の録音に際して30分以上のテイクとなり、現在のアルバムサイズの曲ににまとめるのが大変だったとの事。
このアルバムは別の曲ですが、ジョージ・ベンソンがギターを弾いていたり、メンバーがとっても豪華なんですよね。
それよりも、アーティストが集まり、それぞれの才能がぶつかり合う環境だからこそのなのか、プレイが切れ目なく続くなんて素晴らしいですよね。

この頃の読んだ音楽雑誌に渡辺貞夫さんが「叫ばないように注意している」との表現があった事を覚えています。
確かに「STRAIGHT TO THE TOP」と「NICE SHOT」は違うと私でも感じます。
でも「STRAIGHT TO THE TOP」はライブの感覚が強くて、すごくエネルギシュで、テイクに30分以上なんて事が実感として伝わってくるんです。

これから本題です。
今週の金曜日にお誘いを頂いて「カーバンクル」というお店に行きました。
その日は不定期に開催しているイベントの日でした。
「STRAIGHT TO THE TOP」の長い前振りはここにあります。

この日はお客さんが自身の楽器を持ち寄り、お客さん自身が歌うセッションなんです。
ドラムとウッドベースとキーボードでスタートしたのに、パーカッションが増え、トランペットが増えなんて、夜が更けるにつけセッションがどんどん盛り上がって行きます。
パーカッションをプレイしている人は明らかに昼はサラリーマンで、事務所で会えば名刺を交換している様な人。
ステージは熱気に包まれて、なんともいい盛り上がり。
「STRAIGHT TO THE TOP」の30分以上テイクとかわりません。

ああ、音楽は素晴らしい。
言葉を交わさずに、こんなコミュニケーションができる。

今週は月曜日から毎晩かわるがわる取引先との夕食で、もう酒も見たくないという気持ちだったのに、こんな場所と演奏できる能力をうらやましいと思い、そんな気持ちも吹っ飛んでしまいました。
お誘いを頂いた方に感謝すると共に、その方がステージで歌う姿はこれまでは知らなかった姿であり、とっても魅力的でした。
カラオケにはない…カラオケとは比較できないけれど…生のプレイヤー達の迫力は最高でした。
上り電車の時間に、後ろ髪を引かれながら店を後にしました。

翌日、「STRAIGHT TO THE TOP」の事を思い出し、CDを探し出しました。
昨日から「STRAIGHT TO THE TOP」を良く聞いています。

当日のお店「カーバンクル」のホームページです。
http://www.geocities.jp/carbuncul_bar/index.html

|

« 仕事の愚痴は誰に聞かせますか? | トップページ | 雲路の果て »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512165/45112444

この記事へのトラックバック一覧です: STRAIGHT TO THE TOP:

« 仕事の愚痴は誰に聞かせますか? | トップページ | 雲路の果て »